神聖紀世界紀行 / B.C. 550 ・ 前編
神聖紀オデッセリア
B.C. 550 ・ 前編
City & Town / Event Point / Dungeon
11.シオン

紀元前550年。シオンはそこそこ大きな街に発展してます。元々人間としてのルースや主人公は、この時代の人間のようです。ある家で大鷲のロックがロキと交替で使い魔に。再プレイ中に、ロックに話しかけるの忘れてて置き去りにした事があったりして、ロキくんと違ってえらく礼儀正しい使い魔さんなのに、後で思い出して…すぐにお別れだったから、ずっと待っててくれてたんだろーな…とか思うと…えらく罪悪感が…。ごめんよぉ〜。

シオンはいわゆるバビロン虜囚の時代…史実での紀元前538年にペルシャ王キュロス2世よって新バビロニアが倒され、解放されるまでがこの辺りのストーリーのベースになってるようです。エゼンの子孫のカルバールに会って、ともに襲撃してきたバビロニアの軍勢と戦う事に。…あーもう、すぐクビ突っ込むんだから…。

カルバールはエゼンに生き写しらしく、まぁ年齢的にはエゼンよかだいぶ若そう(…なのかな?)だけど…何故か生粋の戦士系キャラ。エゼンの血を引いてるくせに魔法が使えんとは…いや、そんなコトよりエゼンって再婚したんですかねぇ? サライさん気に入ってるから…何やら釈然としなくもないが。その後ペルシャの協力を仰ぐためカルバールが同行し、ペルセポリスに向かいます。
Party
12.ペルセポリス

昔、某漫画に「ペルセポリス碑文」っていう超破壊技があった気が…まぁそのペルセポリスです。新興都市で白亜の石が敷かれた街と、緑のタイルをあしらった王宮が綺麗です。王宮に行くとルースの身元が判明。とーちゃんのキュロス王はまんま中近東風の装束だし、ルースもあーゆーカッコにすればいいのに。似合いそうだし。カルバールの要請に応じて、バビロニアを倒しシオンの民を救うため、キュロス王自ら指揮を執りバビロンに進軍開始。
Party
13.バビロンキャッスル

バビロニアは冥界の力を使って復興したという噂。街の中はほぼもぬけのカラ。ここは斥候を立てて…と「私は身軽だから行ってきますよ?」などとまた気安く請け負う主人公。キュロス王の先導で一行がバビロンの城に潜入。このバビロンキャッスルは大樹の葉陰が映る城内の陰影が美しくて、好きなダンジョン。

ネブカドネザル王と憑依していた魔物を倒し、囚われて何故かネコに変えられていたシオンのセリア王女を救出した際、カルバールが魔物の不意打ちを喰らって…。しかし倒れた彼の体が何故か突然消滅。セリアは助けに来たルースに一目惚れしたようですが…まぁ、元々お妃候補だったようだし、とりあえずは上手くいってくれないとイロイロと後(続編とか)が困るんでねぇ…。そーいやルースとセリアって一応親戚なワケですか。ルースの母親の姪がセリアらしいから。



14.ペルセポリスの港

しばらくこちらに滞在する事になったセリアの相手をするよう、父親に謹慎を言い渡された(「よ…夜もか?」などとオトナな質問が出たりもしてるけど)ものの、ルースはやっぱり城を抜け出し、再び旅に出るため港に。初めてルースくんがパーティーで主人公の前に立てるという稀少な場面が。まぁ、港に行くまでのほんの何秒かの間だけってあたり、ある意味人生幸薄い、彼らしさを象徴していると思えない事もない。

似た者親子なので彼の行動はバレバレで、船に乗り込むと「身分の高そうな人に、船を出すから主人公たちに協力してくれるよう頼まれた」というガイラさんてオジサンが同行する事に。東方の国に用があるらしいです。そして待ち構えていたセリア王女も…。放蕩王子に放蕩王女ってトコですか。
Party
15.バラーナシー

船で東のバラモンの国まで強制移動。その後は中東近辺の海岸沿いは船で移動可。バラーナシーの街の北東にカーリーテンプル、西に有名なクシナガヤの林があります。道具屋で預けたアイテム(有料なんだよねぇ、預けるの。普通に考えれば当然だとも言えるが、何故か数に関係なく1種類につき10Gだったりするあたりがナゾ)を引き出そうとすると、名前のバグッたアイテムが出現。たまに起こるバグで、当の妙なアイテム?も引き出せるけど、メニュー画面がバグるので下手なマネしない方が賢明。あと「クリア」×99コなんてアイテムが出現する事もあります。捨てる以外に用途はないんだが…。


16.クシナガヤの林

クシナガヤの林で瞑想中のゴーダマに会って、カーリーテンプルに入るために必要な聖なる石を入手。ガイラは娘がカーリー寺院の化け物の餌食になろうとしているので救いたいと言ってますが…なんでペルセポリスの港でそれを言わないの。プレイヤーはいつもの調子で、船で移動できる範囲を確認する為にふらふらとテーベなんかに行って、王宮の隠し部屋のお宝を漁ってきたりしてたので(何の為の強制移動かわからない)、それが本当だったら(実はちょっと違うが)手遅れかもしれないです。主人公はといえば「たいへん、すぐにでも出発しましょう」と相変わらず緊張感ゼロ。


17.カーリーテンプル

マグマの煮えたぎる地下寺院。…ハエ…はともかく…テラテラとイロツヤのよろしいゴキさんや、寄生虫モドキのモンスターまで生息。たまにゴキブリ見ただけでとんで逃げる人っているけど、そーゆー人はこのゲームを続行できるんでしょーか。

ガーディアンの一人でもあるカーリーは、神と呼ぶにはあまりにも醜い怪物…と表現されてる割りにそうでもないと思うけど、天上神界に反逆した地上守護神としての彼女に課せられた業が、この醜い姿。そして長い間、自分を殺してくれる者を待ち続けていたようでもあります。人を喰うと恐れられているけど、本当は優しい、という子供たちの噂どおりだったらしいけど。

戦闘後、倒れたカーリーの父だと唐突に名乗るガイラが、彼女を本来の夜叉姫の姿に戻し、その場で姿を消しますが…どうやらタダモノではなかったようだけど、今のところはナゾの人物。ガイラに替わってヤシャが仲間に。彼女は姉御って感じの凛々しいタイプで、ナイスバディの美女のようです。
Party
18.クシナガヤの林

ゴーダマは主人公の宿命について語り、その後入滅。彼のキワめて真面目な悲哀に満ちた説法に「あっあの…?」とか「あっ…は、はい」とか、なんだかよくわかんない曖昧な返事をして、やっぱりアバウトな主人公(つーか彼女、返答といえばこればっかりなんで、たまには理解できなくても、らしい返事くらいしてくれないと虚脱するんだが…)その後一旦ペルセポリスに戻る事に。


19.ペルセポリス

ルースのパパさんの口癖(と思われる)「わしの愛人にならぬか?」にハリセンでハタキ倒すヤシャ。どーせなら扇系の武器とか欲しかったよなぁ。倒れたキュロス王を置き去りに、あらためてガレー船をゲットして出発。まぁ、船ってあんまり使いドコロないけど。神話の国・ギリシャ行きをセリアが提案してくれてましたが…生憎とスエズ運河はまだないので、地中海側には渡れません。


20.テーベ

船を地中海側に運ぶ方法がないかと思案。王宮でファラオの代理というハトシェプストに会ってみる事にします。「ハトシェ様はファラオではない。しかしその権威を以って我々はこう呼ぶ。女王サマ…と」なんて話が王宮で聞けますが…ナルホド…。彼女の御前では不特定多数の人間によるムチの飛び交う光景が。まぁ何と言うか…いわゆるオトナの世界ってヤツです。…いったい何の権威なんだか…。

ハトシェは妖艶でグラマラスな美女。「女は嫌いじゃ ! そこな男、そちが話せ」とか言われて「ひえぇ、ルースたっち」 「ルース、頼んだよ」と、あっさり見捨てる女性陣。その後、さすがにヤバいことになりそーなルースを助ける為、ハトシェと戦闘に。んで彼女の誘惑攻撃にウチのパーティーで初っ端に混乱したのがセリアだったり、ノーテンバクハツしたのが主人公とヤシャだったりで、敗北したハトシェはといえば喘ぎつつ「いたぶるよりいたぶられる方が快感だったとは…。うーん妾は満足じゃ♪」とますますアヤしい世界に…ってアンタらねぇ…。

ルースなんて全く誘惑攻撃にやられなかったのに。そーいや今のパーティーって、彼以外は全員女性だねぇ。肩身の狭い立場ながら、男の意地を見せたウチのルースくんでした。



21.シオン

ただの人の身である自分ではこの先は足手まとい…とシオンに残る事を決意するセリア王女。いやぁ…魔法使わせたらオニのよーでしたけどねぇ…。しかもアレです、夜更けにルースくんに夜這い、とゆー思い切った行動に出た上で。ルースは翌日早速ガイラムに「婿どの」とか呼ばれてるし。前回プレイ時、この辺の経緯をあまり覚えてなかったんで、いつの間にデキた(複数の意味で)んだ?この二人…と思った記憶があるけど…やっぱりここで(ルースが)押し倒されたんでしょーねぇ。
Party
22.アテネ

神話で有名な英雄テセウスの子孫だというオヤジが家宝…クレタの迷宮に入るカギともなる黄金の盃を盗まれてしまった、という話が聞けます。ヤシャに何やら思い当たるフシがありそーな、顔にイレズミのある男が関係してるようですが…。街では伝説のアトランティスの話も。

盃を取り返した後にオヤジからも情報が聞けるけど、祭儀場の裏手から入れる隠し部屋に使い魔のレイスがいます。でも「取り返してくれたら礼なら何でもする」とか言っておきながら、情報提供だけぇ〜? レイスは強力な魔法攻撃でサポートしてくれるのでなかなかに有用だけど「復活したミノタウルスを倒せる勇者を探しておりました」って待ってくれてるので、ここで仲間にしとかないと短期間しか使えないし、早めに見つけてあげといた方がいいかと。

お隣の半島のローマではワイバーンの情報を聞けますが…場所から言ってコトが済んだ後に訪ねる場合が多いと思われるので、実は存在価値がないという…。



23.クレタ島

盃ドロボウさんは四天王配下でヤシャの知り合いのラセツ。結構イイ男…かな。天上界にイヤ気がさして逃亡し、ダッパのトコでクレタに行けと言われたらしいです。ここにいるワイバーンを捕まえる事が出来たら飛行移動が可能って事で、探しに行きます。ラセツが(ヤシャに脅されて)同行。ドロボウ扱いされた彼は「遺跡の宝捜しっていうのは、持ち主が死んでるだけでドロボウと変わりねーと思うが」などという、世の勇者の救世主活動の根源に関りかねない至極正当な主張をしてくれたりします。ふっ、笑止な。そんなコトを気にして世界を救うなど、オタメゴカシもハナハダシイとゆーものです。
Party
24.クレタラビリンス

迷宮の奥で再び目覚めたミノタウルスを倒し、ワイバーン……の子供…をゲット。これじゃ乗せてもらうのは無理です。そこへダッパが現れ一旦空中庭園へ。


25.空中庭園

ここでセーブした後、何故か画面が凍結。リセットしたらファイル1が…「破壊されてます」って……なんで !? …しかし慌てたりしません。このゲームって時々マズい事になったりする(つーか昔なった)から、警戒してセーブデータは複数取ってるもんね。戦闘中にフリーズして画面がバグる事もままあったりするので(今回もプレイ中、何度かあったから…。特に中盤以降の戦闘中に起こる場合が多い)注意。

ワイバーンの子供はダッパが時間の流れの早い次元に送り、ガーディアンの長であり冥府の王でもあるアシュラの封印された力の解放と、ナーガを探すように頼まれて、ドランへ強制転移。いいようにコキ使ってくれるよねぇ。



26.ドラン

北西の山の麓に、ドラゴンの古代都市があるという砂漠に通じている次元穴があるらしい…ってことで早速探しに。


27.ドラゴンシティ

次元穴からドラゴンの古代都市の遺跡へ。ああ、ここはよく憶えてるんだよねぇ、ボスの青龍…チンロンが時々行方不明になる事があるっていう、場合によっては笑えないバグらしき現象があって。竜人族の古代都市はかつて高度な科学文明を築いていただけあって、サイバーな雰囲気。このゲームって場所によって戦闘時の曲が違うんだけど、ここの曲はなんかカッコよくて好きです。

んで、ボスが鎮座してる筈の最奥の部屋は、何故か宿屋として使用できたりするという不可思議な古代遺跡。今回も最初に行った時はボスがお出かけだったので、とりあえずそのスキに回復に利用。一旦そこを離れて、ボス部屋のある階層やダンジョンから出て戻ってくると、いつの間にやらボスが帰ってきてたりします。

でもこれを知らないと(初回プレイ時に起こって、バグなんじゃないだろーかと理解するまでウロウロするハメになったので)謎の宿屋はリフレッシュルームに思えない事もないし、困ってしまうプレイヤーもいるんじゃないですかねぇ。ここ以降ナーガがペンダントとなって同行することになり、チンロンを倒して青の封印を入手。


28.空中庭園

次は黒の封印を解く為、東方のシアンへ。ワイバーンも成長して飛行移動が可能に。


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