病室　　美保が来る

亜希子から捜査に協力する旨、看護婦にお達しがあった筈なので、朝食を運んできた美保に話を聞こうとすると、「院長夫人が嫌いだから、その院長夫人に飼われてるあんたはもっと嫌いだ」と（子供みたいな理由だけど）協力する気ナシ。腹立たしさを紛らわせる為、まだ寝ている譲治の食事を横取りし、更に「ついさっき食っただろう」と寝惚けている彼をごまかしておいて、捜査を開始。

　

梨恵に会う

何やらいつもと様子が違う感じの無表情な梨恵。チャート５で梨恵に会ってるなら既に一度見てるけど、やはりナースシューズではなく上履きを履いてます。３番めのロビーで会った際も無愛想で様子がおかしいし。

　

休憩室を調べる / 亜希子に質問

チャート５と同じ内容だけど、栄作と千里を見かけてそのまま病室に戻った場合は、喫茶店で千里と何を話していたのかと亜希子に問われます。あら、教えて下さらないのかしら…などと言いながら「彼女には優しく言い聞かせましたから」だって。や・さ・し・く…ねぇ…。

　

涼子に会う（自動販売機・勉造に電話の時）

ロビーにてコーヒーと煙草で一服してると、自販機の前に女性が。「女性特有の優柔不断さを発揮して、何を買おうかあれこれ悩んでいるに違いない」と決め付け、「飲み物を選んであげる」（要するに他人の金で他人の物を勝手に選んでボタンを押してしまう）か、構わずに他の場所に行くか。選んであげた場合、その「後姿の美しい女性」である涼子に再会。亜希子が雇った他の探偵というのが彼女で、再会早々やっぱりケンカごし。

ちなみにその「選んであげた飲み物」は選択によって３種類あって、涼子に「大嫌いなのっ！」と突っ返されますが、中のひとつが「ホット青汁」ってヤツなんですよねぇ。ちょっと飲んでみたいよーな、みたくないよーな…。

　

加奈に会う

ポニーテールの少女にぶつかられて、ふたたび転倒。だーかーらー、病院内でそーゆー落ち着きのない行動は…とは言っても、やはり必然性があるからねぇ。おじょーさん、下着見えてますけど…ってヤツ。

まぁ、勤務している看護婦自ら松葉杖の骨折患者に出会い頭タックルをかますような病院なので、患者の入院期間が延期されまくって、院長の治療ミス以外でも評判が悪いんじゃないかと思えるが。…そーいや、「私なら入院しない」とか言った当人が加害者だった気がするけど。それはともかく少女に座布団代わりにされた挙句、乗っかったお尻を押しのけようとすると「変態、すけべ、えっち」呼ばわり。…決して間違ってはいないが。

　

勉造と電話で話す

新しい情報を仕入れようと勉造に電話。「今からそっちに行こうと思ってたんだ、がちゃっ！」…ってそれだけだが…ま、そのうちやって来るだろーから、待ってましょ。

　

千里に質問

・院長の死について
・野々村病院について
・千里のアリバイについて

…が質問の基本項目で、桃子と面識があるなら「車椅子の少女について」、チャート５で千里が財布を盗んだという話を聞いていると「財布を盗んだ事について」が追加。

千里は事件の当日は夜勤で美保と一緒だったということ以外は、「わかりません」「知りません」「黙秘」の対尋問用三種の神器を使ってくるので、質問する意味はないけど。亜希子にいびられたせいか、雇われてる琢磨呂に対しても頑なな態度。桃子については、チャート３で梨恵に聞いたのと同じ内容。

亜希子から助けてあげた時は質問に答えてくれます。院長は自殺するような人間でなく、休憩室には入らなかったが死体を見た事、部屋の中は荒らされていなかった…など。これまで人命にかかわる治療ミスをしたのは、すべて院長だったという話も聞けます。

　

美保に質問

ナースセンターを２番めに選択した時のみ、美保の着替えシーンが有り。美保へは、涼子が来る前（２番め）と涼子を追い払った後（３番め以降）に質問出来るので、どちらでも可。質問項目は千里と同様で、屋上での煙草入手後であれば「バージン・スリムの箱を見せる」が追加。ただし他の質問をすべて終わらせる前でないと、「箱を見せる」は選択出来なくなります。

しかしここでも、「知らない」だの「わからない」だのナゲヤリな態度で、院長の死体を実際に見たという事（千里を助けてる場合は彼女から同じ事を聞けるけど）以外は千里と同様。煙草を見せた場合は「見覚えはない」と言いながら、どうも見ても思い当たるフシがありそうな様子。

　

煙草を発見

屋上の片隅で、何本かの煙草の吸殻と箱を発見。捨てられてから幾らか日にちが経ってるようで、うっすらとピンクのルージュが付着。主に女性に好まれる「バージン・スリム」という銘柄。箱の方はセロハンとの間に「３月２１日の夜、１０時５０分に屋上に行く事」というメモ。３月２１日は院長が死亡した当日。手掛りになりそうな品をようやくゲット。その後、屋上を這いずり回って調べてみたものの、他には何もナシ。自分は骨折した事がないんでわからないけど…あのクソ重たそうなギプスつけて、そんなに動き回れるもんですか？

　

涼子が来訪

カン高いハイヒールの足音と共に、病室へ駆け込んできたのは涼子。涼子に会わずに「病室へ戻る」を選択すると、ここで彼女と再会。会話の内容は他の場所で会った時もほぼ同じ。看護婦たちが非協力的で聞き込みが進展しない彼女は、意外とそうでもないって感じの琢麻呂に、ちょっと話を聞かせて欲しいようです。


んで、興味津々の涼子に耳打ち…すると見せて、やっぱりって感じでふ〜〜〜♪っと。…やると思ったよ…。 選択順によっては、このチャート６では涼子に会わない可能性もあります。

　

千里に会う

屋上で、何やら思うところのありそうな千里を見かけます。ナースセンターで一度会ってから、千里が屋上にいる間に行った場合のみ起こるイベント。

「海原さんは、院長夫人の味方なんですよね」

…と、思い詰めた様子で唐突に言い出す彼女。味方ではない、ただの依頼主だ…云々という会話がなされますが…つまりは捜査によって得られた情報は依頼主である亜希子に報告するが、この病院や亜希子、故野々村作治について不利益であっても看過できない事実が判明した場合は、善良な一市民としてそれなりの対処もするだろう、というような事を千里と話すと、彼女は

「あなたなら、もしかすると…」

…と、ちょっと気になる言葉を残して立ち去ってしまいますが…。ここでこの会話がなされなかった場合は、後のシナリオで同じ会話をすることになります。

　

勉造が来訪

ネタを提供する代わりに、病院から出られない琢磨呂に代わって警察など外部の情報を勉造に収集してもらう事に。律儀にテキパキ動いてくれるので、色々と頼りになる人です。ゴシップ週刊誌の記者と、その対象…にしては、意外にも信頼関係にあるというあたり、イイ感じのコンビ。