ああ、青森と札幌の間が開いてしまった（更新の）。いや、ホラ、やっぱり季節感がないと〜みたいなのがあるんでねぇ。まぁ、まーた来年回しというのもアレだから。



青森と札幌を繋ぐ青札の洞窟は、青森方面からは水路の橋を落とされたとかで、洞窟に入ってすぐの所にいる人物に話を聞くと、水上を歩ける水龍の術があれば…とのこと。…が、なんか幅が２メートルくらいしかないしー。飛び越えろっつーか、無理なら泳げ、とか言いたくなる距離だけど、寒中で一張羅がびしょ濡れになるのも困るので、水路の中央付近で水龍の術を使用。水龍の術は水辺ならどこでも使えるという訳ではなく、特定の位置からでないと使用不可となってます。

洞窟内には岩に囲まれている宝箱があって、周囲の岩は「びくともしない…」。あーもうっ、動かない岩が多いんじゃ何の為の龍術やら分からないが、左の岩だけは排除可能。１０００Ｇ。青い宝箱は金銭、赤い宝箱はアイテムになっているようで、赤い宝箱の方は…「猫耳カチューシャ。超カワイイ」。…この解説で効果を推測しろというのは、いくら何でも無理があるでしょう。一応、素早さと攻撃力アップの効果になってますが。

青札の洞窟に出現するエクスはカメだのウナギだのナマズだのが主で、ナマズやカメが何故かアッパーカットを使用（これをやられるとなんかムカつくんだが）。ここには珍しいエクスが何種かいて、他の対戦者のヤイバに見かけない（と思う）レア度Ａのリュウグウラセンは、パラメーターが平均して高めで貫通技を覚えるから、意外と使えた気が。

あと、確実にそうだとは言い切れないけど、青札の洞窟に出現するエクスを探す場合は、階下に降りないと見つからないと思われます。洞窟の出入り口にあたる場所では、エンカウントはあっても洞窟一般扱いというか、分布が違うようだし。



青札の洞窟を出ると、ちらほらと雪の舞う街道に。札幌は音楽が盛んな街という事で、教会前には聖なる魔女フェイのコンサートの為の行列が。しかし叢雲によって上階への通路は封鎖中。教会の中に入ってみるとハジメじーさんから、まーた何とかしてくれとお願いされてしまい、「はい / いいえ」の選択肢があるにも関らず、やっぱり断ってもムダ。そんでその後の選択肢は承諾してもムダ。つーか、このゲーム、選択肢の殆どは「はい / はい」にしかならないから、選ぶ意味は全くないです。まぁ、いいけどね、ハジメが奥義くれるし。

札幌の小円卓は最初から開いているので、到着後すぐにでも挑戦可能。ここの担当は札幌キャンパス流のＤＪクラアク。挑戦条件は歌唱術を３つ以上修得。コンビニには歌唱術の「払拭の叫び」とか「完全輪唱」とかも売ってますが、ステータス異常はアイテム使えばいいし、迎撃・防御技ってのが実に使えないというか（相手が迎撃に対応した技をその時点で使ってくれない限り無意味）、やっぱりそんなヒマがあるなら攻撃した方が遥かにマシなんで、覚えるのも金出して買うのもオススメできないシロモノ。

ＤＪクラアクは、個人的に「マガホシネズミの人」などと勝手に呼んでいるが（ちなみにフェイは「クジラの人」だ）、ヤイバはマガホシネズミ×６で円卓属性は風。同じエクスを６体使ってるヤツってのは珍しいが（札幌キャンパス流にはいるけど。しかもネズミばっかり）、星戦中に飽きるんだよねぇ、何となく。クラアクの本名はダイナマイトジョニークラークで、剣術より歌唱術メインのサムライらしいが、電撃発表くらいしか歌唱術を使ったところを見たことがない。奥義・聖アフロを使ってくることはアリ。

龍爪の術を修得すると氷柱が壊せるようになり、教会の２Ｆから先に進めるようになります。しかし龍術って他の場所で使う機会が滅多にないんだよねぇ。やはりインスタントのせいか、有り難味にイマイチ欠けるとゆーか。



札幌は民家が最も多く、全部で４つ。天人と音楽の関りなんかも聞けて、高天原での天人は肉体を持っておらず、食事の代わりに音楽が必要になるらしい。高天原と同空間にある円卓で、歌唱術が有効な所以。ここでは５０００Ｇで楽譜が購入できますが、奥義歌唱術だからいつでも使える訳じゃないし、自分では使う気がないからパス。奥義歌唱術なら銀河流星雨があれば十分だし。

民家の住人の話からすると、現在札幌にはフェイの他に、ＤＪクラアク…は小円卓で師範やってるからいいとして、美声のロキも来てるってのは…どこにだ？と言いたくなるんですが。だっていないしー。ジョーカーズの１人であるロキが登場するのは確かに札幌で、その時に上記の３人が集まってるのに間違いはないが…話が終わっちゃった後の事だからなぁ。やっぱりここじゃ名前が出てるだけ。

ロキ以外のジョーカーズに至ってはメインシナリオに名前すら出てこないから、芸能人なぶん知名度が高かった彼は、扱いとしてはまだマシでしょう。まぁ、ジョーカーズは出番が極めて少ない割にはレア度Ｓのお陰か、それなりに人気はありそうだけど。



龍爪の術を修得したら教会へ。障害物は氷柱の他に、叢雲空軍稲妻のマドカが青葉の御柱のコダマ同様に通せんぼしているので、排除しつつ上階へ。宝箱は後で帰り際に取ればいいから、エレベーターで５Ｆまで直行しても問題なし。

札幌の教会ではエレベーターを封鎖しているマドカ以外にも、通常エンカウントでマドカとの星戦がある為、あんまりウロウロしてると戦闘回数が増えて面倒。ヒミツ以外ではここでしか出現しないレア度Ｓのシツレンヒメにも遭遇可能。ヒミツ以外ならここで探すしかないが、一応はニジガラスからの超越も可能とはいえ、ニジガラス（愛）自体も遭遇が難しい。ただ、５Ｆに到着してしまうと教会内でのエクスの出現が停止するので、それ以前に探す必要があります。

５Ｆに到着すると、聖なる魔女のフェイと紅蓮のユウキまたは漆黒のムラマサが登場。ユウキとムラマサは兄妹で、しかも双子らしいが、ユウキとコテツが兄妹って言われた方が納得するよなぁ、似たようなカラーリングだし。同様にオボロとムラマサが姉弟だって言われた方がまだしも納得できるというか、要するにいずれの家庭の兄弟姉妹も全然似てないワケです。

ここではウチの場合はユウキになるが、メイワクそうなフェイに例の「白の魂の楽譜」を賭けて一勝負を挑み、ユウキが敗北。でも別に悔しそうでもないし、半ば故意にだろう。フェイはシバの妹である聖女ロゼに憧れていて、ユウキは「聖女ロゼの関係者」と一応名乗っているから、要するに目下の彼女達の目的はアキラを倒して世界を救うことだが…ふっ、身の程知らずな小娘たちだこと。

「世界を救う」ってのはゲームではありふれた一文だけど、例えゲーム中であってもアコガレだの義務だので負えるほど簡単でもラクでもないと思うけどねぇ。まぁ、過剰な博愛精神を発揮してグズグズウジウジ言うヤツ（いわゆる神聖系ヒロインに多いタイプ）も嫌いだけどさ。このゲームにおいてはそういう部分でも叢雲の存在には切実な意味があるし、常に自分が正義だなんて幻想は持っちゃいないから、ちょっとフクザツな心境になってしまう事が多いけど。

楽譜は現在フェイが２枚に、主人公が１枚、アキラが１枚ってことに。この辺は多少の疑問がないでもないと言うか、何故楽譜が４枚に分割されているのかとか、トーカはシバから、ユウキやムラマサは母親からとの推測が成り立つが、フェイの場合の入手経路は不明。



ユウキが立ち去った後にフェイと話していると、ハジメじーさんがギックリ腰で倒れてたくせに（仮病だろうけど）５Ｆに駆けつけてきて、ハジメはフェイの祖父にあたるが、孫娘を溺愛しているらしい。フェイはドイツ系だから両親のどちらかがドイツ人なんだろうけど、ハジメの奥さんは天人のオトヒメだから、彼女も天人の血を最低でも1/4は引いてるってことでしょう。

フェイは「これでもおじい様より強いんだから !! 」ってので心配ない、などと言っているが、彼女、宙桜都の星戦時に「ハジメの方がまだマシだ！」ってアキラに言われてるんだけど。（つまりは、それ以前にハジメもアキラと戦ったことがあるってことだろーか？）

その後、フェイに一緒に来てもらうか別行動するかの選択肢がありますが…ここではどっちを選択してもハジメに泣きつかれてフェイと同行することになります…が、確か別行動も出来たような気が。記憶違いでなければ、単に教会エントランスまでフェイが付いてくるか来ないかだけの差だったように思うけど、どっちにしてもその後の展開の差は全くないから、結局のところこのゲームの選択肢って、やっぱり「はい / はい」なんだよねぇ。

エントランスに下りると、唐突にトキオが登場。主人公に対する親しげな彼の態度に、フェイの「ねぇ、この可愛いコは誰？」なんていう微妙にトゲトゲしそーな誰何のセリフがあったりして、しかも主人公がカグヤでも同じ対応というのが…。フェイはトキオが男の子だと分かると警戒を解くけど、トキオって見た目１０歳くらいらしいし、何も対抗意識抱かんでも。

さて、トキオの用件はと言うと…サクラを救出してきたそーです。ああ、そう、良かったねぇ、主人公が助けに行かなくても良くなったじゃん。手間が省けてこれ幸い…などと納得はしていられん。つーか、どうやって !? と思いたくなるのが人情と言うもの。個人的には最初の方でなーんかアヤしい…とは思ってたけど、大抵はここで疑惑を抱くでしょうねぇ。「すごいでしょ、ほめて、ほめて♪」なんて言われて素直に誉める心境にはなれんが、礼拝堂にフェイと入ってみると奥にサクラが…やっぱり寝てる…。

そんで予想通りと言うか、鷹揚でおっとりしたサクラと気の強いフェイは当然のようにウマが合わず、サクラは子供のダダ、フェイはサクラを役立たずの足手まとい扱いってトコだが、悠長にやり合ってる場合じゃないんだけどねぇ、御大自らの御登場があるし。



…って訳で、叢雲総裁自らサクラを連れ戻しに久々の登場。たまにはテレビ以外のココロの慰めも欲しいし。でもサクラを守ろうと前に進み出た主人公なんぞ、全く視界に入ってないって雰囲気だったりして、まぁ、アキラの言からすればフェイも眼中になかったみたいだけど。今、気付いた、みたいな感じだし。

この機とばかりにフェイがアキラに挑戦。彼女はヨーロッパの星戦大会優勝者で、相当な自信家。キャラデザイン的には好きなキャラだけど、時代小説とかじゃ人品・技量共に優れた剣客に、自信過剰な人はおりません。その辺りから察するに、年下のユウキやムラマサの方が、サムライとしてはフェイより上だってことでしょうねぇ、負けゼリフが「大っ嫌い !!! 」だったりするのが所詮はお子様レベル、みたいな。

フェイVSアキラの「クジラ対怪獣」を観戦してフェイが敗北すると、今度はこっちに矛先が。一応、視界には入れてくれてたらしい。無視されたままだと、それはそれで主人公として立つ瀬がないしー。「楽譜は渡さない !! / ならば勝負だ !! 」…選択肢に意味を求めるのももはや無益なあたり、シナリオ分岐させるつもりで挫折した（としか思えない）ＰＳのＦＦタクティクスみたいだが、ここでは実際の星戦はナシ。

サクラは何しに戻ってきたのやら…って感じだし、自分としては危害加えられてる訳でもないから、この際放っておきたいトコだけどねぇ。そんで主人公とフェイは青森のコテツとリンゼよろしく、サナトリウムで枕を並べて討ち死に。まだ死んでないみたいだけど。



自信喪失に陥ったフェイが結局一緒には行けないってことで、彼女の専用シャトルを借りて名古屋へ向かうことに。ここでは札幌の空港から名古屋へ片道移動するのみで、逆は不可。札幌の教会の行列はなくなっていて、教会自体に用はないが、教会の右側から森の中へ進めるようになり、奥にある超越庵ではエクスの名前変更が可能となってます。

フェイの薦めで、次の目的は名古屋の小円卓担当の金髪のシュウ…ではなくエッジを訪ねることになりますが…力になってくれるっつーか、よく考えたら龍術もらえるだけで、名古屋から東桜都方面に戻れるようになるだけだよなぁ。しかも札幌から名古屋へシャトルで強制移動させられるせいで東桜都に戻れなくなる訳で、それだったら徒歩で札幌から戻っても変わらないってことじゃなかろーか。当然ながら龍術＝フラグってのがあるから、イベントは進まないけど。


NEXT　名古屋