竜の戦士 V
神聖紀オデッセリア
そして「トドメはおまえの手で」…って、言われると思ったけどさぁ…そんな重大な事お願いされても困りますが…。でも彼が自分の命と信頼を主人公に託したのならば…決断するしかないです。

ドラケンが本来の姿…一角の竜、見た目サーペントとゆーか古代魚の化石みたいなの(なんかグラフィックに力が入ってるものだから怖いんだが)に変身。と同時にこちらも真の力が覚醒。カイルさんがいきなりレベル99に !!

「さあ、やつを倒すぞ!」と再戦を挑みますが、ドラケンを攻撃すると、彼自身の生命力も削られてしまい…一体どうすれば…カイルさんが死んじゃいますぅー。彼が戦闘不能になると、当然ドラケンも瀕死状態。

「楽しかったぜ…あばよ…」という彼の別離の言葉に応える主人公。

「見ていて !! 必ず倒してみせる !! 」

…ほんのひとときの間だったけど…記憶も何も持たない主人公の、この地で最初の友人であり、そして竜人族最後の誇り高き戦士は…ドラケンと共に消えてしてしまいます。最期に…「これで…いいんだ…」とだけ…。

本当に…これしか方法がなかったのでしょうか。
やはり 「しかし気にせず外に出た」 のがいけなかったんじゃ…とか、つい考えてしまうが、一応これは後の世界の為に、そしてガーディアン・ドラケンの為に必要なことではあったのだけど。

ナーガは竜族に知恵を授け、幾万年もの間彼らを守護してきたものの…竜族は自ら破滅の途を進み、長き冬の時代が到来。最後の希望がこの地に逃れてきた彼らだったと…。しかしそれも終焉を迎えます。

そして時は変遷し、新たな地上の支配者の誕生と繁栄が歴史を紡ぐことに。とは言っても、人間だって結局のところ、行き着く先は似たよーなモンだという気がしますが。

「回転する炎は楽園に放たれました。しかしケルビムの来訪には別の意味があります。あなたは自らの報いに立ち向かわねばなりません」

…と、何やら気になる事を語るナーガ。彼女をケルビムと呼び、また、報うべき何かがある事を示唆。

「10万年という過去の時代。それは彼女に竜族の滅びと新たなる地上の民の誕生を教えました。古の神々は彼女に何を望むのでしょうか…」

というナレーション付きで、主人公は紀元前1300年の世界へと時を駆け抜けます。