神聖紀世界紀行 / B.C. 1300
神聖紀オデッセリア
B.C. 1300
City & Town / Event Point / Dungeon
1.ドラン

ここはリプレイ「約束の地」を参照。


2.馬小屋

言葉を話せる馬・エドの祖先だという馬が、カナンへは南に下って海に突き当たったら橋を渡って云々…と最寄駅までの道程の如き説明をしてくれます。北欧からカナンまでは5000キロくらいあるのに、そんな簡単で大雑把な説明で辿りつけるものか心配ですが。

そして奥にいるネコ?に話しかけると、ウィングキャットのロキと名乗る使い魔は、有無を言わさずかなり横柄な態度(「チッチッチ…。お礼なんかいらねえよ。あんたはオレの事をなにも訊かずにいてくれればいい。言っとくけど、オレたち使い魔は、戦いのときしか手助けしないし、用が済んだら勝手に消えるぜ。そのつもりでな」原文まま)で主人公パーティーに参加。かわいいから許すけど…。使い魔は何体かいて、パーティーの末席で戦闘時のみ活躍してくれます。

何事につけ、まっすぐ言われた通りには進まない気ままなプレイヤーなので、多分欧州付近だと思われるとこを一応うろついてみたり。この辺りは何もないですが…対岸にストーンヘンジらしきものが。ソールズベリーの巨石遺跡群と思われます。んで、カナンのシオンに向かって南下。……かなりあっさり到着。早っ…。一歩何キロだって…。


3.シオン

エジプトの支配下にあるシオンの街は、めぇめぇうろついてる羊さんと女性と子供、老人しか残っておらず、かなり寂びれた印象。とりあえずカワイイのですべての羊さんに話しかけておくなどという、かなりヒマな事をしてみたり。「めえぇぇぇ…」しか言ってくれないけど。サライという女性の占術師に会うと、彼女の案内でエジプトの都テーベに向かうことに。…とは言っても、行き先は自分で探すんだから案内とは言わないと思います。単なる同行。
Party
4.テーベ

テーベの西側の民家でサライの夫…シオンの民を奴隷から解放するために活動中のエゼンに会います。彼はルースと同じくガーディアン・タウロスの転生体。ここの民家の人は、ここにエゼンを匿ってる(追放されてる身の上なので)と教えてくれますが、そんな事をふらりと無断で他人の家に侵入してきたアヤしげな連中に、気軽に話していいものか疑問です。エゼンがパーティーに加わり(…ってゆーか、どうしてアナタが先頭に立つワケ?主人公を差し置いて)王宮にファラオであるラメセスに会いに行きますが、ハナ先で嘲笑されるだけ。

武器屋によってアイテム合成でもしよーかな、とやってると…「スティックとブロンズソードでブロンズスピアができます。それでは今もっていたペルセポリスを0Gで引き取ります」…ってナニ !?ペルセポリスは地名だろうが。武器だとしたらえらく強そうだけど…。

しかしキャンセルして確認してみるとそんなモン持ってる筈もナシ。しかも現物が行方不明の上、合成材料はなくなってるという…むうぅ。ここでのエジプトは悪の権化みたいに描かれてるけど、お店まで悪徳業者なのか?(実はエジプトに限った事ではないのだが)他に装備品買おうとしたらAP5528→5439、DP2650→2684というトンデモナイ数値(本来なら1/10くらい)が表示されることも。

ちなみにいーかげんまだ序盤だというのに、終盤に入手できるアダマングラブに次いでパラメーターの高い(と思われる)グローブが、この時点で作れてしまったりするのはバグ…なのか仕様なのか。


※ 上記のバグは裏技のトコに書いてますが、両手武器の合成の場合「装備指定したキャラの隊列上の前のキャラ」の「その他」に装備されてしまう為、装備に先頭キャラを選択すると起こるものと思われます。なので、あらかじめ装備を外して2番目以降のキャラを指定し、「その他」から外せば作成可能(恒常的に可能かどうかはわからんが)。

後述のグローブは「ハンドスピア」。グローブなのにスピアって名前がついてたりするというナゾのアイテム。AP+20、DP+180という序盤にあらざる高数値な防具(この時点では鎧ですらDP+100)。篭手に仕込み武器でも付いてんのかと思ってたけど、終盤までこれより使えるグローブがない気がするあたりから、設定ミスじゃないかと疑ってたり。サライさんとエゼンからファイバーグラブをぶん取って、ニードルと組み合わせると作成可能。

ただしこの時点でのキャラのパラメーターが装備に適した数値に達してないと、装備しても役に立ちません。ルースならそこそこレベルが高ければ多分大丈夫かな。
Party
5.ファラオ・バレー

高名な占術師であるジル(サライの母)が隠棲してる洞窟と、先代のファラオの墓があります。エジプト脱出作戦に必要な情報を得るため、ファラオの墳墓に侵入。さすがに宝箱が豊富。こーゆーの…盗掘って言うんじゃないだろーか、と思いつつも回収。ボス戦で呪いをかけられたエゼンがカラス(ステータス異常)に。でもこの方がカワイイので(カラスが先導してくれるから)そのままにしてみたり。カラスの姿で平然と義母と話をするエゼンに、気にもしてないジル。さすが聖者サマは細かい事は気にしません。ダッパと名乗るガーディアンにも会えます。ジルは後世でも魂はこの地にいますが…地縛霊…?


6.テーベ

街の東の石切り場でシオン人のリーダー、ヨシュアに会って脱出計画を実行。皆既日食に乗じてテーベから脱出。確か旧約聖書ではエジプトからさんざ略奪して夜逃げ、って感じでしたが…さすがにここではそれはないらしい。


7.海岸

海岸に辿りついたものの、ワナにかかってMPを奪われ窮地に陥る一行。魔法が使えないエゼンなんてタダの人じゃん…。しかし自ら命を絶った妻のサライによって、彼女とエゼンとに分離していたガーディアン本来の力が融合して覚醒。彼らは元々一つだったガーディアンの意識が分離し、別の人格として転生した存在だったようです(他にも一応いろいろな事情がありますが)。エゼンの…ガーディアン・タウロスの真の力が、出エジプト記の「水は彼らの右と左に壁となった」紅海の奇蹟を。お約束って言うか分かってるんだけど、やはり盛り上がってしまうドラマティックなスペクタクルを実演。

サライとエゼンって一緒にいても夫婦らしい会話などはなかったから、ちょっと残念とか思ってたけど…この二人には必要のない事だったんでしょう。このゲームってあらためてプレイしてみると、女性キャラがいいよねぇ、魅力的な人が多くて。
Party
8.バビロン

エゼンにバビロンまで送ってもらって別離。バビロンは現在統治者不在で、昔日の栄華はないようです。酒場で乱闘騒ぎに首を突っ込み、知り合いになったカブとサムスの二人と一緒に、ファラオバレーで会ったダッパを訪ねてバベルの塔へ登る事に。ルース曰く 「あんたらなら信用できそうだしな」。…アヤしげな関西弁を操る魔法使いのオヤジ(カブ)と、脳まで筋肉って感じの剣士(サムス)の二人組みだけど…どういう価値観で判断してるんだかナゾです。さすがにお育ちのイイおぼっちゃまは違うねぇ…。
Party
9.バベルタワー

カブとサムスはここにはダッパ…ギリシャ神話で言うところの時を司る神、アイオーンに会いに来たらしく、誰かの行方を探してもいるようです…つーか、普段から他人の話をよく聞いておけば、それと示唆される固有名詞がこのあたりまででもかなり出てきてるので、主人公がどんな出自なのか見当がつきそうですが…周りにはわかってる人が多いのに、主人公本人は自分の素性がわからなくてもまるで気にしてないように見えますけど。

どっちかと言えば叡智の象徴であるというケルビムより、浄化の力を振るうセラフィム、すべての悪徳を超越するというソロネ、の方が近く思えますが…ケルビムは神性の根源について考える独自の力を持つ、とも本に書かれていたのでこの辺でそうなのか?と勝手に考えてみたり。このゲームでは神話の神々を存在自体は単一で、所が変われば名が変わる…という解釈を採ってるようです。



10.空中庭園

空中庭園でダッパに会うと、今度は紀元前550年の世界へ時を越えて移動することに。でもなんか…いつの間にやら地上守護神に協力して天帝と戦う事になってるんですケド…。その為に地の民から選ばれたって事になってますが、そんな本人の承諾もなく勝手に選んでもらっても。まぁ、以前書いたことあるけど、主人公は自分の置かれてる状況に疑問を抱かない程度にバカでないといけないキマリなので、深く考えないことにしましょう。

実はこの空中庭園から地上の次元穴に降りることが出来るせいで、この段階で世界の各地に行けてしまうのは困りモノ。エンカウントがない上に、アイテム入手が目的の洞窟などにも入れるので、ドラゴンガーターなんてシロモノまでゲットできたりするんだが…まぁ、これを装備するにはパラメーターが低すぎる筈なので、今のところは入手できても多分役立たず。



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