二人が着地した場所は、古代の遺跡。

「世界の果てに魔界への入り口がある。この遺跡の地下深くに、世界の果てへ通じるゲートがあるという。そしてガーディアンブレイド大地も」というマグナの話。

遺跡の外庭を抜けて入り口に行くと、遺跡の管理人かなんかだと思われる謎の老人が。まぁ…ちょっと…かなりアヤしいけど。老人の話では、

「この遺跡は大昔、星から落ちてきた船や、古代文明などの名残りじゃ。危険なカラクリがあって、滅びた都の人々の亡霊もさまよっているとか。それに星から落ちてきた異様な生き物もおるし、近づかん方がええぞ」…だそうです。そーゆーアナタこそ、その危険なトコで何してるんだか。とにかくその遺跡に用があるんで、入らせてもらいましょーか。



今回は古代の遺跡で、ダンジョン探索がメイン。ちょっと興味深いのが「星から落ちてきた船」。空中要塞やマグナなど、以前は科学的な文明が発達していたと思われますが、そのテクノロジーの基盤となったのが、どうやらその「星から落ちてきた船」らしいです。現在に魔法が存在しているところをみると、いわゆるＳＦっぽいファンタジー世界って感じだったのかな。

遺跡の一室には、老人の話の通り亡霊のいる部屋があります。亡霊さん達の話によると、１０００年前凶星が輝いた時、魔界の力が人々を狂わせ大戦が勃発。栄華を誇った文明は、滅びてしまったとか。その辺りを考えると、その時のガーディアンブレイドの剣士は文明が滅びた後の世界に現れた、ってことでしょう。その更に１０００年前の時は、どうだったのか…とか考えてしまうけど。



遺跡に入ったところは、一方通行の矢印パネルと反転パネル（逆入力で進む）で埋め尽くされた大きな部屋。…いや、わかってるんだけどね。でもつい、足滑らせて…とか、モンスターにぶつかって来られて…とかで…ぐるぐるぐるぐる、やってしまうんだよねぇ。自分でも何やってんだか…と思いながら…。

ようやく中央の部屋へたどりついて、中に入ると反転床の部屋。トゲトゲ床付。ここは難なく前進…したのはいいが、モンスターに近寄ってこられたので鬱陶しいから振り切ろうと思ったら、うっかり次の部屋へ。ああっ宝箱がっ…！このゲームって先に進むと後戻りできないのが殆どだから…ここってエリア間の直接の往復が出来ないんだよねぇ。どうしようか悩んだけど、とりあえず先に進んでみる事に。

続く通路の片隅に先程の老人が。どうやらこの老人、遺跡を研究しているらしいけど…この先に進むならこれをやろう、と謎のカードをくれます。カードの謎は老人にも分からないらしく、解いてくれたら「ガーディアンブレイド大地をやろう」って。……いくらなんでも、これで警戒しないバカはおるまいに。「いいものをやろう」ぐらいにしときなさいよねぇ、ある意味正直で結構だけど。



次の部屋に入ってみると、アルファベットのパネルが６つ配置されてます。ＳＱＵＡＲＥって。……これ、後から追加したんですかねぇ…、なんか唐突に陳腐な仕掛けですが。まぁいいけど…。カードに記された通りにパネルを踏むと、扉が開いて先に進めます。すると前方に例の謎の老人が。

「ほう、カードの謎を解いてくれたようじゃな。しかし、ガーディアンブレイド大地はやれんな…。この扉を開いてくれたおかげで、この通路にテレポートできるようになったがな！」

と言って、正体を現したのは魔界の使者バビロム。……いや…何と言うか…正体がバビロムだったという事よりむしろ、カードのアレが今まで解けなかった、という事に驚いてしまうんだが。まぁ、彼（？）にも人には言えない事情（発売元の事情）があるのかも知れないが。

どうやらここにあるゲートを使って魔界のアルカエストの元へ、人間の生み出すマイナスエネルギーを送るつもりらしいです。「おまえたちは、遺跡の番人メタルクロウラーに遊んでもらうのだな」と、一足先にゲートへ。…はっ！魔界の使者がアレでいいのか？ということに呆然としてしまった。後を追わねば。前方を阻むのは古代文明の技術で造られた、遺跡の番人メタルクロウラー。邪魔だっ！おどきなさいっ !!

メタルクロウラーは、見た目昆虫みたいな感じのロボット。ステージの上半分はトゲトゲ床なので下半分での戦闘。どのブレイドを使うかは好みだが…ここはブレイド風でいこうかな。腕を分離しての挟み撃ちと、突進しての体当たりがきたら、風牙飛襲剣。弾や小型のロボットを射出してくるので、風牙飛襲剣着地時には、すぐに敵の方を向いて防御して、ストームガーディアンの鉄拳の嵐を併用すれば、ふっ…ノーダメージで撃破。この程度ではウチのアレンくんの遊び相手になどなりません。バビロムを追ってトゲトゲ床を走りぬけ、奥の扉へ。



扉を抜けると、ゴツイ壁がガシガシ開閉している通路に。これがねぇ…ダメージ受けずに通過するのはコツがいるというか、たまにしか成功しないんですが…（何度かやってたら分かったけど、ここってダッシュするより歩いた方が確実。走るとホントに稀にしか成功しなかったし）ゲートのある部屋にたどり着くと、バビロムがせっせとマイナスエネルギーを悪霊の形にして貢いでる最中。

「今はお前たちの相手をしている暇はない！ 立ち去れ！」

って、追い出されて、別のエリアに飛ばされてしまいます。マグナの話では転移の魔法とかで、タリスマンを手に入れれば防げるそうなので探しましょう。ちなみに転移されてきた場所は、上へ行ってしまうと元のゲートのある部屋に続く通路に出てしまいます。同じコト繰り返して、また戻ってくるハメに。下の出入り口から出ると、最初の部屋に出ます……が

いえ、悪気はないんですよ、ホントに。でもついうっかり足をパネルに乗っけちゃって、ぐるぐるぐるぐるっ…と。ゲートの部屋のバビロムと、転移先のマグナのセリフを何度聞いたコトか…。一周できるので取り損ねた宝箱を回収できて良かったけど。最初の部屋で移動床と反転床を無効にするマグネブーツをゲットして、隅っこの宝箱からタリスマンを入手。ふっふっふっ…これでやっと…。

ゲートの部屋にタリスマン持参で突入。やっとのことで、魔界の使者バビロムを追い詰めます。苦節５ステージ。いかに忙しかろうとも、今度は相手してもらいます！なにしろタダ働きで時給や日当があるわけじゃないんだから、こっちだって暇じゃないんです。いろいろと人の周りでうろちょろ画策してくれたお礼と、ガーディアンブレイドの剣士の名に賭けて約束したとおり、そして初っ端に売られた喧嘩のオトシマエを今つけてあげます !!


ＶＳバビロム第１戦。バビロムは魔法弾を放ちつつ、攻撃を受けると瞬間移動、移動後にグラヴィトンという輪っかを残し、これに接触してもダメージ受けます。ここはブレイド風で、魔法弾を回避しつつ移動…しながら風牙飛襲剣で攻撃。ある程度ダメージを与えると分身してくるので、中央にいると魔法弾に囲まれて回避が難しい為、手早くフルチャージして風牙飛襲剣で回避＆攻撃。第２戦があるからＭＰ無駄遣いできないけど、分身後はストームガーディアンを召喚するか、マグナのパラライザー＆誘導ミサイルを使えばラク。

通常の姿のバビロムを倒すと、でかい頭だけのバビロムフェイスになります。ＶＳバビロム第２戦。ここは…ブレイド水を使うかな。まぁ、単なる好みだけど。うようよ追っかけてくる気色悪いアメーバみたいなのは、切り払うか正面からなら防御、回避が困難ならマグナのＳＰで対処。ガーディアンで攻撃するなら風、あとマグナの誘導ミサイルも有効。…これで…魔界へ戻りなさいっ！

「うう…この私が負けた？ し、しかし…アルカエスト様のお力で…か、必ずよみがえり、おまえを地獄に…」

ああ、はいはい。何度でもいらっしゃい。とりあえず腐れ縁のバビロムを倒し、ガーディアンブレイド大地をゲット。アースガーディアンは無敵のバリアでガードしてくれます。これでないとガード出来ない攻撃があるんで、重要。ブレイド大地の地龍迅雷剣はダッシュ攻撃。狭い場所では使い勝手があまり良くないけど、攻撃力が高い上、攻撃しつつ敵をすり抜ける事が出来るので便利。

「ここから世界の果てに行く。そこには魔界への入り口があるのだ。我々が魔界に行き、アルカエストを倒さぬ限り世界を守ることはできぬ」

どうやら、向こうからは出向いてくれないらしいです。ゲートを作動させ、マグナと共に世界の果てへ向かうことに。

……そして……

「アレンめ、たとえ地の果てまでも追っていき、おれの野望を砕いた恨み、必ずはらしてくれる！」

その後を追う人影が約一名。……なんだ生きてたんだ、忘れてたよ君のコト。そういえば空中要塞にいなかったもんねぇ。どうやって嗅ぎ付けてここまで来たのか謎だけど…執念でしょうかね。逆恨みだと思うけど。


NEXT Stage ６