帝国ではしぶとく食い下がるパナケイア王国を陥落させるべく、皇帝と帝国貴族のゴードン氏が相談中。そこへ現れるは例の魔界の使者バビロム。権力志向の独裁国家と魔族の癒着という、いたってありふれたよくある構図ですが、ゲームではロクな事になった試しがない、の筆頭事項でもあります。

提案されるのが現在手薄な某神殿に来ているという王女の拉致誘拐人質、というなんだかえらくセコイ作戦なのはアレですが、戦略的にはかなり有効でしょう。皇帝自らパナケイアに隣接した砦にやってきて吉報を待つようです。

一方アクアガーディアンを求めてパナケイアへやって来たアレンくん。どうやら王女は神殿に封じられていた魔物が復活の兆しをみせているので、再度封印するための儀式を行っているとか。その辺りの通行人に一通り話を聞くと、王女を拉致りにゴードン率いる帝国軍の襲撃、プラスよからぬコト企んでそーなバビロム一行が到着。

あーもう、着いたばっかりなのに。世界を救うガーディアンブレイドの剣士という職業は、タダ働きだというのに観光してる暇もないです。



神殿に突入すると、あちこちにパナケイアの兵士が倒れてますが……多分瀕死状態のくせに、通りすがりのアレンをつかまえて、長々とステージアイテムのヒントとか神殿内部の解説をしたりして、長広舌をかましてくれたりするあたり、なかなか根性があります。さすがに最後まで帝国に楯突いてるだけはあるな、などと妙な感慨を抱いてしまいます。

王女のいる神殿の奥の守護神像の間に行くには、王族だけが所持している鍵が必要で、地下水路のどこかにスペアがあるとか。地下水路には姿の見えない（実際には見えづらい）モンスターがいて、クリスタルアイズというアイテムがあれば見えるらしいが、剣での攻撃は無効。伝説のガーディアンの力があれば倒せるのでは…という話。

そんな一般人がうっかり踏み込んだら、二度と生きて戻ってこれなさそーな場所に鍵を置くのもどうかと。必要なときに使えないでしょーが。あとワープの石版なる物を探せとのこと。倒れている兵士の一人から水路のカギをもらい、地下水路へ。という訳で、今回は神殿と、水のガーディアンの存在する所らしく地下水路の探索。



地下水路の構造は２段で、水路と通路で移動するってやつ。神殿内に出てくる帝国騎士の下っ端の黒騎士や地下にいるモンスターは、こちらの攻撃を間合いをとって回避するという、ややトリッキーな動きをみせて何やらムカつきます。あと、近づくと花になってペシペシ弾飛ばしてきて、攻撃すると蕾になって防御するやな植物モンスター。一匹なら問題ないが、硬いのでいじわるく２匹配置されてるとかなり嫌。まぁ倒しても倒しても生えてくるんで、相手にするより先を急ぐ方が余計なダメージ喰わないけど。

ちなみに装備しているブレイドによって、アレンの服の色が変わります。通常は青でブレイド炎なら赤、水は青紫って感じ。ボス戦以外なら気分転換に着せ替えしつつ進むのも一興。てゆーか実際やってます。そんな酔狂な真似してたの自分だけかも知れないが。

例の見えづらいモンスター、スピリットはガーディアンを召喚して撃退。剣攻撃でも一応は倒せるけど、手間ヒマがかなりかかるのと、シールド防御無効で接触されるだけでもダメージをもらってしまうから、相手にしない方が無難。



ステージアイテムをかき集め、最初の広間へ戻ります。鍵がかかって入れなかった部屋から、レリーフに触れると移動できるワープの石版を使って移動。こんな面倒な手続きがないと入れないよーな場所を、神殿なんかに作らないで欲しいものです。迷惑だし。王女サマに会ったらクレームの１つぐらいつけとかないと。

移動した先は、近づくと動き出すヤツが混ざった石像が大量に配置されてる悪趣味な大広間。石像はカタいので炎帝百烈剣で退治しながら前進…してるとビリビリ電撃を放つトラップがっ…！あー、一発喰らったじゃん。２度は喰らわないが…って毎回このテのヤツに１回は引っかかってる気が。奥の壁際まで辿り着くと扉が３つ。ええと…んじゃ左から……広間の下方、ふりだしに戻る…。何やらびみょーにムカつきつつ石像をざくざくざく。真ん中は…アイテム。右が目的の部屋らしいです。



守護神像の部屋へ到着。ようやくエリクシル王女と対面です。当初アレンをゴードンの一味と間違えて、

「わたくしがパナケイアの王女エリクシル！平和を望まぬばかりか、わたくしの国を蹂躙するあなた方への国になど、我が身を人質として差し出す訳にはまいりません。どうしてもと言うなら屍にして持ってゆきなさい !!」

と王族らしい毅然とした態度でタンカきってくれます。助けに来てくれたのだとわかると、

「…ああ、どんなに心細かったことか…。アレン様！ここから脱出するために、このエリクシルにお力添えを！」

とパートナーとして同行してくれることに。いや、まぁ、どっちかってゆーとお力添えしてもらうの、そのアレン様なんですが。

彼女って金髪だけどグラフィックでは髪がピンク。後のステージで登場するネヴィスが金髪なので、区別するためだろうけど。なにしろパートナーの中で唯一、回復魔法オーラキュアが使えるので重要度は高い。高いがそれだけの人でもあったりするが。でも彼女、こんな感じだったかな？近年は１番のお気に入りが女性キャラっていうのも増えてきて、自分の趣向とか視点が若干変化したんだろうけど、こういう女性らしい上品さのある誇り高く凛然としたタイプの女の子には結構弱い。弱いがガースティンとガザにはかなり負けるの。

一応イラストくらい入れてあげようかな〜とは思ったけど面倒だったんで…（ひどっ）。まぁ、エリクシルはともかく、後のステージでのパートナーのシリウスとかマグナとかも描いてもね〜、色気ナイし。プレイヤーが差別の激しい人間なので我慢してもらおう。



エリクシルを伴って礼拝堂へ向かいます。途中の回廊では帝国貴族のゴードンがお出迎え。どうやらこの人、噂どおり上司の皇帝を弑逆して自分が皇帝位を簒奪するつもりらしく、王女に協力を持ちかけてきます。まぁ、聞かなくても分かるけど、目的はどーせ下らない世界征服かなんかでしょ。当然エリクシルにふられて、第一ラウンドはＶＳ帝国貴族ゴードン。

通常攻撃無効の装備をしているゴードンと三人の魔道士が相手。とりあえず炎帝百烈剣（変換が面倒なのでこんな名詞を単語登録してしまうあたり…）でゴードンを攻撃……ってもう終わり？…２０秒ぐらいしか経ってませんが。

「この身に受けた痛み、百倍にして返してくれる！」

という捨てゼリフを残してゴードン退場。いや、恨まれても…。



続く礼拝堂ではバビロムが４人の兵士の死体を前に、何やらアヤしげな事を。やってきたアレンを目にして

「おまえは剣士アレン！まだ生きておってのか !?」って。

だってホラ、殺人を依頼したら、死体を確認するまで安心しちゃいけないってのが常識ですから。お生憎サマ。ここで会ったが百年目。世界平和の為に奉仕活動を強いられるハメになった原因の一端はアンタにもあるんだから、責任とってもらいましょーか !!

と思ったら、モンスターとして復活させた死体をけしかけ、バビロムはこの先へ封印されている魔物を開放しに。それが本来の目的だったらしいけど。４人のゆーれいナイトが行く手に立ちはだかります。ええい、邪魔だ、おどきっ!!

第２ラウンドはＶＳアームズオブデッドナイトの４体。ふらふらと円を描きながら包囲を狭めて、その後直列して襲い掛かってくるのが特徴。まったく接触せずにいるのは結構難しいが…エリクシルがいるので多少のダメージは無視できます。一列になって向かってきたところをチャージして待ち伏せ攻撃。なんかこのふよふよしたラインダンスが、ちょっと愛らしい…とか思ってしまうのは自分だけ？



ゆーれいナイトをちゃっちゃと片してバビロムを追うふたり。ここではボス戦が連続３戦。時すでに遅く、封印を解かれたダークドラゴンが第３ラウンドの相手。見てくれはでかくて強そうだけど、動きは速くないから…ブレスと、ある程度攻撃すると防御して５方向に光弾を放ってきますが、方向が見切れるし、弾は低速なので余裕で回避・防御可能。横に廻り込んで炎帝百烈剣。攻撃中に間合いを狭められても、攻撃しながら後退できます。

おおっ、ノーダメージの完全勝利♪　倒したドラゴンの首が意味ありげに残ってたりしますが、これって剣でちくちくつつくと飛び跳ねます。ドラゴンのおかしらの活け造り。



出現した宝箱を開けて水のガーディアンの力をゲット。ブレイド水の水精流刃剣は、アレンの周囲に輪を描く形＋前方の広範囲が射程で、キラキラした霧をまとった綺麗な技で好きです。アクアガーディアンのサポート技はサテライトクリスタル。前方に弾を放ち、ザコの相手が面倒なときには、これで敵をなぎ倒しつつ走り抜けると便利。

そうこうしてると、ドラゴンの活け造りが襲い掛かってきて、呪いをかけられたエリクシル王女が石に！
どこからともなく聞こえてきたバビロムの声によれば、呪いを解きたければ帝国の岩山の砦まで来い…だって。
まぁ、いくらなんでもこのままじゃ可哀想なので、行ってあげます。貴重な回復役だし。

次は帝国屈指の４将軍が護りを固める、岩山に築かれた城砦へ向かいます。


NEXT Stage ３ ・ 前編