アメリカ - 最終章
黒の断章
タイトル 進行
アメリカ/入国 「地獄の半エイカー邸」は建物を2回見て、入口へ。ゲーム後半部にあたるアメリカでは、殆ど会話すれば話が勝手に進むから、シナリオ上でも時間がないことだし、あまりモタつくことなく展開。
半エイカー/再会 ルイス、ビルと話す。
アメリカの朝 涼崎と話す。
移動画面/アメリカ ここで移動可能なのは食堂と明日香達の部屋のみなので、他は必要なし。
アメリカ/遥の体調 明日香と話す、胸元のアクアマリンを見る、明日香、遥と話す。
アメリカ/朝食 ビル、明日香と話す、図書館または教会へ。

図書館と教会は訪問順が変わるだけだが、天候の様子からすれば教会が先って感じ?
図書館司書 シンディと話す、胸元のアクアマリンを見る、シンディと話す。

シンディ女史は名前からしていかにも曰くありげだけど、外身というか外見がデ・ラ・ポーアの縁者なのかどーかは分からない。
図書館/医学と魔術 目的の「遵奉すべき刻限と時節について」の一文が記された書物は、閲覧室内の書籍をいくらか見て、適当な場所を指定すると見つかるという仕様。最低限必要なのは左奥上段の「屍食教典儀」(2回調べて解説を全文見る)と、右の書棚中央上段の「神の言葉の書」(+ロガエスの書)。

ところで涼崎クン、図書館でタバコはマズイでしょ。
廃教会 マイケル神父と話す。

マイケル神父もシンディ女史も、多分人間じゃないんだろーなー…って感じの怪しげで謎めいた雰囲気がアリアリ。
アメリカ/他の住人 ビル、エイミーと話す。
アメリカ/過去、そして断章 涼崎と話す、ドアを見る。
移動画面/アメリカ 外出中のエイミー、クラーク以外の部屋と食堂へ移動。明日香達の部屋へは1度訪ねた後、他の住人の話を全て聞いてから再度訪問。
アメリカ/病床の遥 明日香と話す。
カール・アドルフ・アイヒマン カールと話す。

あの容姿と雰囲気で史跡学者を名乗るのは無理があるんじゃないでしょーかねぇ、彼。多分アレだろうと思ってたら、やっぱりそうだった。今後はそれっぽい変装くらいした方が宜しいのではないかと。
老人の部屋/ヘルズ ルイスと話す、ルイスの顔を2回、ルイスと話す。
涼崎とビル ビルと話す。
アメリカ/病床の遥 明日香と話す、ベッドを3回、窓を見る、遥と話す、遥の肩を見る。

さすがに2度もヤバい目に遭ってるせいか、今回は慎重な涼崎。後にエイミーの誘惑からも取りあえず逃げてる辺り、記憶が戻るのに比例して自制心も発達したらしい。
草薙・明日香・ビルの夜 ビルと話す。
二日目・就寝 涼崎と話す。
真夜中の来訪者 エイミーと話す、クラークと話す、クラークの右肩辺りを見る。

エイミーは間の2択で、優柔不断だと彼女に押し倒されて、断った場合は会話後に胸を眺めてるとクラーク君が登場。クラークは単に話すだけなら顔とか口元でいいだろーに、なんで胸元から肩の辺りを指定しなきゃいけないんでしょーか。それにしても、一見するとムサ苦しいとしか思えん涼崎に、猫も杓子もって感じで女性が擦り寄ってくるのが何故だか分からん。
夢と地獄 パーキンスと話す。
移動画面/アメリカ 明日香達の部屋、ルイス老人の部屋、食堂へ移動。ビルの部屋は当然不在だけど、部屋に入ることができます。場面タイトルは「ビルの部屋探索」。雑誌を調べるとCGが有。ビルの部屋は一通り調べると移動となります。
寝ぼけ明日香 明日香と話す。

寝間着姿?の遥さんは、普段の憔悴した雰囲気とは別人のように気合入ってます。寝起きが随分といいらしい。
故ルイス老人の部屋 ビルと話す、ベッド上部の棚を見る。
アメリカ/三日目の朝 ビル、エイミーと話す。
マクシミリアン神父 マイケル神父と話す。
シンディ・デ・ラ・ポーア シンディと話す。
移動画面/静寂の館
三日目/蘇る過去
ルイスの部屋でビルと話すと、クライマックスに向けて急展開。故ルイス老人の部屋以外は無人。強いて言えばクラークの部屋の内装が見れるくらい。
明日香の想い 明日香と話す、顔を3回、明日香と話す、肩を見る、明日香と話す。
地下へ
地下にて
地下の洞窟は3Dダンジョンとなっていますが、一応オートマッピング付き。取説には「迷うと時間が経過してしまう」ように書いてあるけど、さんざ(意味もなく)ウロつきまわってみても、時間切れとかはないみたいだから、別に気にする必要はナシ。

モンスターも出ないし、悪質なトラップに引っかかったりシュートで泣きたくなるよーなトコに落とされたり、テレポートしたら壁にハマって墓が建っちゃうなんて事もないから、普通にズカズカ進めばいいだけ。


目的地直前のカールとの会話は、話す、顔を見る、話す、で進行。
黒の断章/家族の輪 最終局面は殆ど会話のみ。まぁ、この期に及んで話が進まないのは困るけど。

杜松(ウェスト=冬川)は会話以外は黒の断章を見る。
対抗策思案時の涼崎は、話す、顔を見る、胸元(右手)を見る、
煙草を見る、でジッポーを拾えば良し。後はエンディングに向かうだけ。
最終章/過去と現在の岐路 日本からアメリカへ、6年前から続いてた因縁がようやく解決。人死は滅多やたらと多かったが、ビルが助かったので良しとしときましょう(小説では「遺体」になってるから、元々は死んじゃってる設定だったようだが)。ところで希って、吊るされてた時は服着てたみたいなのに、救出された時は全裸なのは何故。いや、それよか、炎をバックに抱き合ってラブシーン演じてるヒマがあったら、その辺に転がされてるビルに応急処置ぐらい施したらいかがでしょーか。

そしてあの時から疑問を抱いてはいたけど(だって死ねない筈だし)、「自殺」した雌蕊魅奈は…やはり行方不明?というか遺体が消失。いつか街の雑踏の中に、彼女そっくりの美女を見かけることがあるのかも。

でもやはり1番気になるのは、登場は僅かながら印象に残る「あの2人」でしょうねぇ。
「…マクシミリアン神父…確かそんなお名前でしたかしら?」

「これはこれは! そういう貴女こそ確か…シンディ・デ・ラ・ポーアさん…と『名乗って』おいででしたか?
…どうかなさいましたかな?」

「お悔やみを申し上げようと思いましてね。貴方の目論見がなんにせよ、今回は失敗でしてよ?」

「たまたまこの一手は、というだけですがね。この ”世界” という小さなチェス盤の上には、まだまだたくさんの駒があるのです」

「罪なゲームですこと。仮にも神に仕える神父さんじゃなくて?」

「『神々』です。そして私は…偉大なる指導者たちの使者でもありながら、なにより自分自身に仕える身なのです。
格好こそ司祭服ではありますが…ブドウ酒飲みとパン喰いの会なぞに用はない」

「それが ”大いなる使者” という事ですの?」

「まぁ、そういう事ですか。”大いなる者” たる『貴女方』には及びませんがね」

「貴方は冬川正史を操ったかもしれませんが、私は彼らを操ったりはしていない。
彼らは自分の意思でここに現れ、そして自分の意思で戦った。
貴方は私に及ばなかったのではなく、彼ら…人間に及ばなかったのですわ」

「ハッ!面白い! 私こそ、別にあの ─ 冬川正史でもあり、ハーバート・ウエストでもあった男 ─
彼を操ったワケではないのですよ? 私は彼がやりたがっていたことに、影からそっと手を差し伸べただけのこと。
それは…貴女もしたことでしょう?」

「確かに…。だからこそ時々思いますわ。我々は…その存在自体が罪なのだと」

「これはこれは! かつて『我々』を破りさった方のお言葉とはとても! 思えませんな!
クックックッ、『神』も年をとると弱気になられると見える ─ 。─ ならば ─ 私に懺悔なさるがよろしい!
ネクロノミコンを上梓した狂気のアラブ人 ─ アブドゥル・アルハザードをも貪った ”100万の愛でられし者の父” に!
そして贖罪するがいい! いずれあなた方は、この ”這い寄る混沌” のチェステクニックに下り、虫けらどもと共に!
─ 『我々の』足元に平伏すのだ !! 」

「貴方にとってのウエスト ─ 冬川正史という人物はポーン?ナイト?それともクィーンだったのかしら?」

「はっ!少なくとも男で ”クィーン” はありえません。せいぜいがビショップ…死と再生を手にした僧侶といったところですかな?
まぁたしかに、それがポーン風情に敗れ去ったのは、少々意外でしたが?
…とにかく、今回はもう失礼しましょう。それではまた逢う日まで、ごきげんよう。
”今ではその力を失った、穏健なる神のひとり” よ」


「ポーンだって…最後には最強の駒(クィーン)になれるのよ、おバカさん…」