３章最後の戦闘は、港町カッフィでの市街戦。東南に停泊している船まで辿り着き、離脱するのが目的のマップ。カッフィの市街に布陣しているのは、騎兵中心の４軍兵士と、剣士や弓兵、ファルコナー、モンスターの傭兵部隊。

ホアグ	くっ、ここまで追っ手が…。主人公君、頼む。急いでくれ。 あの奥の船だ。あの船で、家臣たちが待っているはずなんだ。

クリアするだけなら飛行タイプの主人公を出撃させて、さっさと離脱してしまえばいいが…街の各所にあるアイテムは拾っておきたいし。敵ユニットの５と８以外は全て９軍に向かってくるので、初期位置付近で迎撃して返り討ちにしてしまえば簡単。８は中途半端なトコにいるくせに待機型だったりしますが、これはちょうどこのユニットの南北射程内にマップアイテムの300ジュエルがあるから、多分それ狙いの配置でしょう。ふん、その手には引っかからないもんね（一度も引っかかったことがないとは言わないが）。

弓兵のサジタリスは射程が３で複数同時に接近してくる為、ちょっと注意が必要。まぁ、別に時間制限もないし、敵を殲滅した後アイテム拾いながら船に向かって、離脱。ここでのマップ上のアイテムは、飛行型でないと進入できない場所もあります。

主人公 トリフ王子 ホアグ トリフ ホアグ トリフ ヘルファー ホアグ ヘルファー アリエス ホアグ 主人公 アリエス	よし、行くぞ！出航だ !! 待てーっ！ トリフ !! 兄さん、兄さんが僕の命を狙っているというのは、本当なのか？ 僕は王位なんか狙ってはいない。それでも僕が邪魔なら、今ここで…。 何を言ってるんだ、トリフ。お前こそ、私の命を狙って…。 僕が兄さんを？どういうことだ。僕は、兄さんが僕を狙ってるものだと…。 ホアグ王子、トリフ王子、これはよかった。ようやく再会されましたな。 ヘルファー、これは一体どういうことだ？ どうやら、これは王家を狙う何者かの企みのようですぞ、王子。 騙されちゃダメよ！王子様、全てはそのヘルファーの企み。 君は、あの時の踊り子…。 アリエス…！ ヘルファーが張本人よ。二人を騙したのも、フェルナンドを唆したのも。 そして、フェルナンドを操り、我が一族を滅ぼしたのも。
ギルフォード 主人公 リムル サイクス ヘルファー アリエス 主人公 アリエス ギルフォード アリエス ギルフォード アリエス ギルフォード アリエス ギルフォード 主人公 アリエス 主人公	予定外の駒が出てきたな。 誰だ、貴様！ ギルフォード、予定通り、大陸の港は全て封鎖した。ネコの子一匹入れん。 お前は、リムル… !?　どうして帝国が…。司令官、これは一体どういう事ですか？まさか… !? フン、すべてはその小娘の言うとおり。だがもう手遅れだ。何もかも動き始めた。 お前たち野ネズミには思わぬ番狂わせで随分楽しませてもらったが、それもここまでだ。 王子もろともあの世へ送ってやる。 主人公、早く逃げて！王子たちを連れて！ アリエス、君は…？ ヘルファーを倒す！ おっと、そうはさせん。 どけっ！どかないと貴様も殺すぞ！ フフ…、おもしろい。やってみろ。 死ねっ !! フッ…なるほど、確かにライトエルフの末裔のようだな。 だがその程度の魔法では、この私を倒す事はできん !! そ、そんな…オーラスマッシャーが効かない…？ フン、滅びるがいい。知に溺れた弱小種族め！ アリエス !! うわああっ…！ 大丈夫か、アリエス。よし、船を出すんだ！
ギルフォード ヘルファー ギルフォード	とりあえず、これで邪魔者は全ていなくなったな。 しかし、トリフまで逃がしたのは計算違いだった。すまぬことをしたな、ギルフォード。 なに、かまわん。王家の人間がおらずとも、たかがライトエルフの封印だ。 私が一人で解いてみせる。さして時間はかかるまい。

出航間際に駆けつけてきたのは、ホアグ王子の弟のトリフ王子。トリフは個人的に顔が好きだから、ちょっと気に入ってるキャラ。兄弟がお互いに命を狙っていると吹き込まれて、それをまさかとは一笑に付さない微妙な関係らしい。でもいくらレバークに出かけてて留守だったからって、トリフだけ本人に会いもせずに仲間ハズレにして、兄妹は一緒に逃げちゃうってのはかわいそーでしょ。

白々し過ぎなセリフを披露しつつ姿を見せるヘルファーと、彼をフェルナンド同様仇と狙うアリエス、そしてギルフォードとリムルの帝国組が勢ぞろい。誤解が解けたトリフ王子と、ギルフォードに戦いを挑み敗れたアリエスを連れてカッフィを脱出しますが、王族もろとも本国を追い出されることに。


最後のヘルファーとギルフォードの会話から察するに、「カーライン王家の秘宝」を手に入れる為には王家の人間が必要で、しかも秘宝に施されているのは「ライトエルフの封印」らしい。…とゆーことは、カーライン王家はエルフの血を引いていることになるんでしょーかねぇ？それにしては「王家に眠る秘宝」のことをホアグすら知らないようだが。ファリーナのクレウス家がエルフの末裔だという事は伝えられているのに、カーライン王家では既に忘れられてるってことが…ありますかねぇ。意図的に歴史から抹消されたのかも知れないけど。

まぁ、この辺の事情を全部知っているのはヘルファーなんでしょうが、こいつだって正体不明のままだしなぁ。王族すら知らない秘宝のことを知っているんだから、一般人ではあるまい。それにギルフォードが古文書を持ち帰り発掘を始めたのと、ヘルファーがクレウス一族を虐殺したのが共に10年前…ってのが符合するから、ここに何かがあるようにも思えますが。

…で、結局ギルフォードが自力で封印を解くことになるけど、だったら面倒くさい小細工しないで、最初から自分独りでやればどーかと…。

主人公 アリエス 主人公 サイクス 主人公 ティミー 船長 ティミー 船長 主人公 マーシュ サイクス ティミー 主人公

アリエス、君はいったい、何者なんだ？ 10年前、僕の一族はヘルファーの陰謀で皆殺しにされたんだ。 陰謀を予知したじいさんは、僕を弟子の１人に預けて逃がしたんだ。 僕は素性を隠すため、女として育てられた。 やがて僕は踊り子に扮して旅巡業を重ねながら、何年もこの機会を待っていたんだ…。 そういうことだったのか…。 おい、主人公。これからどうする？大陸の港は全て封鎖されてる。 こっちには王子達がいる。どこかの港に下りて、戦うわけにもいかない。 このままじゃ、王子様たちを匿う場所もなさそうね。 兵隊さん、話の途中失礼ですが。 あなたは？ 俺はこの船の船長、マーシュってんでさ。さっきの話だが、隠れる場所ならひとつ知ってるぜ。 本当か？ ええ。この先の南にフェリスランドって小さな島があるんでさ。暗礁に守られてて船も容易にゃ入れねぇ。 決まりだな。 フェリスランドか…なんかステキな感じね。 よし、マーシュ。そこへやってくれ。