アンゼルモ	ワーウィック遠征での大勝利によって、帝国との争いも事実上、小康状態に入った。 お前たち９軍の働きも予想以上に大きく、国王もお喜びとのことだ。 労いの意味も兼ねて、少しばかり休暇を取らせよとのことだ。遠征の疲れを癒すがいい。
主人公 サイクス ティミー 主人公	何だか態度が違うな。 俺たちは要塞を落としたんだ。まあ、少しは認められたってことだな。 ちょうどよかったよ！　いつかのメルザリオの森で出会ったマーベルさん、覚えてる？ 彼女から手紙が来てたの！今回の要塞陥落のお祝いをしてくれるって。行ってみない？ マーベルさんか…元気でやってるかなぁ。
ホビットの村長 マーベル ティミー ホビット（息子？） マーベル 踊り子 主人公 村長 ティミー 村長 主人公 村長 ティミー 村長 ティミー アリエス ティミー 主人公 サイクス	よく来たノロ！　今回の遠征が大成功に終わって、本当に良かったノロ！ 私たちも心配していました。でも、本当に良かったわ！ その後、村はどう？ それなら心配ないノロ。あれから何度か帝国軍がやって来たけど、追っ払ったノロ。 それに要塞が落ちてからは、帝国もプッツリ現れなくなったノロ。みんな、お前たちのお陰ノロ。 今日はね、宴を楽しんでもらおうと、綺麗な踊り子さんにも来てもらったのよ。 こんにちは。踊り子のアリエスです。一緒に楽しみましょう。 至れり尽せりだな。休暇の一日目にここまで楽しんじゃ、あとあと退屈しそうだな。 休暇ノロか？ そうなの。少しは認められた証拠ね！ それなら、一儲けしてみないノロか？ 一儲け？ そうノロよ。カーライン領のファリーナを知ってるノロか？ あそこは、つい最近まで帝国が占領していたノロが、要塞陥落で、帝国兵の数も少なくなったらしいノロ。 そのファリーナが一儲けとどういう関連があるの？ 実はそこに、帝国軍も気づいていない、すごい宝石が隠されてるらしいノロよ。 マーベラス辺りで売ると、いい値段になるに違いないノロよ。 面白そう！　ねえ、主人公、行ってみましょうよ！ 兵隊さん、私も一緒に行っていいかしら？　そんな高価な宝石なら、一目、見てみたいわ。 はい、決まりね！　こんな綺麗な踊り子さんに言われちゃ、行くしかないもんね！ しょうがないな。よし、ファリーナに行ってみるか！ おいおい、ちょっと待て、お前ら。休暇とはいっても戦争は続いているんだ。 そんな勝手な行動を……って、聞いてねえな、あいつら。

休暇をもらって、ホビットの村長さんに吹き込まれたお宝探索に、いそいそと出かける９軍メンバー。そしてもはや今更何を言っても聞こえていそうにない彼らに、アキラメの様子で同行するサイクス。


ファリーナは10年前にカーライン領となり、帝国の侵攻後は帝国領に。下記の主人公の言葉にもあるように、面積からしてもかなりの小国。ベルナール教会のとこでも若干触れていますが、教会とファリーナに密接な関係があると思われるところから、多分カーラインに占領される前は、司教一族を中心とした宗教的な聖地としての独立国、いわゆるバチカンのような存在だったのかも。

よって、これまで小国ながら独立国だったところに、カーラインが10年前に突如侵攻し、その後もファリーナによる自治が一応認められていた…ということになると思われます。

主人公 ティミー アリエス 主人公 サイクス	随分と小さい国だな。 アリエスさんは、ファリーナは初めて？ いいえ、旅の巡業で何度か来たことが。ここは小さいけれど大好きな国です。 この国には橋が１つしかないんだな。 ああ、小さい国だが自国を守る為の知恵だな。こうしておけば、この橋を守るだけで敵の侵入を防げる。
主人公 サイクス ティミー	森から、兵士が……！ 何てこった、伏兵か？　国籍はわからんが、どうやら、傭兵団のようだな。 待って、後ろからも来たよ！
帝国兵 ヒューゴー	ヒューゴー様、先発隊はすでに位置についているようです。 よし、橋を落とせ！　外部との連絡を遮断するんだ。
ティミー サイクス 主人公 サイクス 主人公	ああっ、橋が…。 マズい…。外へ通じる道が閉ざされた。よりによって、厄介なところへ飛び込んじまったみたいだぜ。 どうする？ 出来る事なら隠れてやりすごしたいが、そうもいかんようだ。後ろの部隊には帝国兵が混じってやがる。 ここはファリーナの守備兵と協力して、奴らを撃退した方がよさそうだな。 よし、とりあえず、ファリーナの兵と連絡をとろう。

まず目に付くのは、戦争においては難攻不落と称されそうな、崖と谷間に閉ざされたファリーナの特殊な地形。この３章序盤以降、ファリーナに対する詳細な言及はなされずに終わってるけど（削られたか忘れられたかしたんだろうけど）、想像を逞しくすれば、エルフの末裔を中心に統治されていたことと、この特殊な地形から、国自体が後に登場する浮遊島の機能を備えていたんじゃないか…とも思えるんですが。

５章でオリジナル４号機がこの地で発掘される（この件はシナリオ的に矛盾していて、４号機は２章で既に起動が試みられてもいるけど）こともあるから、考えられない話でもないでしょ。ギルフォードが手に入れたがっている「カーラインの秘宝」に対する、真の「ファリーナの秘宝」は、元々これだったんじゃないかとか。てゆーか、自分だったらそういう設定にするだろうなぁ、というのがあるからだけど。


森の各所に傭兵、後方に帝国軍という配置。左右の森の弓兵や魔術師を倒すユニットと、南西端のジュエルリング拾いに行くユニットを派遣して、あとは初期位置の村の上で待機してるだけで、帝国兵は勝手に寄ってきて勝手に全滅してくれます。

なんだか場違いな感じの武闘家ユニットがいたりしますが、リーダー名がソロン。あー、どっかで聞いたような名前…ってので話しかけてみると、やはりシロンの弟。キャラ別データのトコでも書いてますが、主人公で話しかけることもできて、シロンがいようがいまいが、何故か彼が登場して説得してくれるという…。

シロン ソロン シロン ソロン	（ソロンを主人公またはシロンのいるユニットで説得） ソロン !?　ソロンじゃねぇか !! その声は、まさか…兄貴か !? ソロン、探したぜ。まさか、帝国の兵士になっているとはな。 俺が来たからには、もう帝国なんかに義理立てする必要はねえ。また、昔みたいに一緒に戦おう。 ……わかった。兄貴の頼みだ。手を貸そう。
ファリーナ兵 （ウルフ） 主人公 ウルフ	（城に接近、または主人公がファリーナ兵に話しかける） あなた達は、カーラインの宮廷軍の方たちですね？　私はファリーナの衛兵隊長、ウルフと申します。 見ての通り、ファリーナには殆ど守備兵が残っていません。お願いです。 あなた達のお力を貸していただけませんか？ では、俺たちの指揮下に入ってもらえますか？ わかりました！

ファリーナ城に９軍ユニットが接近するか、主人公でファリーナ兵に話しかけると、救援を請う会話が発生します。以降ファリーナ兵がゲストユニットとして戦闘に参加。まぁ、大抵はファリーナ兵が攻撃を受ける前に、城に向かっている敵は倒せるから、特にやってもらうこともないんだが。

ファリーナ自治官 主人公 フェリクス 主人公 フェリクス アリエス フェリクス ノーマン フェリクス ノーマン 主人公 ノーマン 主人公 ノーマン 主人公 フェリクス	ありがとうございました。私はファリーナの自治官フェリクスと申します。 本当に、あなた方の援軍がなければ、今頃はどうなっていたことか。 いえ、実を言うと、俺たち援軍に来た訳ではないんです。実は、ちょっと、別の用事があって…。 どんな用事ですかな？　私たちでできることなら、協力させていただきますが。 その…実は、宝探しに…。 宝？　もしや、「火の水晶」のことですか？ 名前は知らないのですが、燃えるように赤い宝石だと聞いています。 なるほど、火の水晶を…。しかし申し訳ない。あれは帝国の兵士が盗み出してしまって、ここにはないのです。 聞いた話では、その兵士も金の工面の為に売り払ってしまったとか。 今は果たして、誰の手に渡っていることか…。 フェリクス様、火の水晶のことなら、私、噂を聞いたことがございます。 ほう。ノーマン、良ければ、話して差し上げなさい。 火の水晶は、帝国兵が売り払った後、流れ流れてカバラという盗賊の手に渡ったと聞きます。 カバラという盗賊は、珍しい物を盗んではどこかに隠していたそうなのですが、 そのカバラも帝国に追われて、もうこの世にいないそうです。 マーベラスの街に、このカバラの財宝を捜しているトレジャーハンターがおります。 コーネフというのですが、彼なら何か手がかりを知っていることと思います。 コーネフが…。 ご存知なのですか？ ええ、何度か会った事があります。 それならば、話は早い。ぜひ、彼の所へ行って、話を聞かれることをお勧めします。 分かりました。ご親切に、ありがとうございます。 なに、城を救っていただいたのです。これくらいの事は、何でもありません。またいつでもお立ち寄り下さい。 我々にできる事があれば協力いたしますぞ。
フェルナンド 謎の男 （バレバレだが） フェルナンド 謎の男 フェルナンド 謎の男 フェルナンド 謎の男 フェルナンド 謎の男 フェルナンド 謎の男 フェルナンド	ご命令通り、ギルフォード将軍とのコンタクトは取っておきました。 そうか、ご苦労だった。 し、しかし、この計画は本当にうまく行くのですか？ 相変わらず小心者だな、フェルナンド。今まで、私の計画にミスがあったか。 い、いえ。そういう訳では…。ただ、10年前のようになりはしまいかと…。 10年前…？　ファリーナの事か？ はぁ、その…生き残りがいるという噂が…。 フハハハハ、そんな昔の事を、まだ心配しておるのか。あの一族は、お前の手で皆殺しにしたのではないか。 それに今では、あの時の事を覚えておる者すらおらんわ。 は…確かに…。 臆病風に吹かれるのもいいが、今のお前があるのも、あの事件のお陰。そのこと忘れてはいまい。私はしばらく城を離れる。その間に計画の方、進めておくのだぞ。よいな。もしも、何かあった時は、これを使うがいい。 こ、この勲章は…。 よく出来ておろう。それさえあれば、怖いものなどないはず。下がるがよい。 ははっ。
謎の男	フッ、表舞台で踊るのは、お前一人だ。10年前も、そして今回もな。