アンゼルモ

よいか、ここがワーウイック攻略の拠点となる、レバーク城だ。同盟国とはいえ、間借りする身。 王国の恥となるような行動は慎むように。特に、９軍！少しでも、私の顔に泥を塗るようなマネをしてみろ。 その場で、運豚車に載せてカーラインに送り返してやる。いいな？　以上だ !!　諸君の健闘を祈る！

第２章はカーラインを離れた大陸東南の諸国が舞台。現在、カーラインによって解放されたレバーク以外は、帝国の占領下。大陸の全体図が出てこないので詳細は不明ですが、レバークは多分カーラインの東側の隣国にあたると思われます。移動マップから見ると、カーラインと同様に概ね緑が豊かな温暖な気候の地域が主で、一部が砂漠地帯。４章のフェリスランドは熱帯から亜熱帯気候のようだから、北方の寒冷地が出てこないんだよねぇ。

帝国の大要塞がレバークから更に東の北端にあることから、北方が帝国の主たる版図だと考えられますが、ゲーム中では寒冷地に行く用がないので、雪原マップがないのが残念。見た目がどこに行ってもあんまり変わり映えしないし。


運豚車とゆーのは文字通り豚を運搬する為の荷車だろうけど、上官のアンゼルモに、ヘマするとドナドナ気分（ちょっと違う）に浸りつつ強制送還、などとイヤミを言われながら、ワーウイック攻略の緒戦は、レバーク東の森の入口から。

アルフレッド （７軍隊長） クレス （５軍隊長） アルフレッド クレス	主人公君。それでは、我々７軍と５軍は先に出させてもらうよ。 アルフレッド、大丈夫なのか？　９軍にしんがりを任せて。 クレス少尉、今回の作戦では、後方の任務は偵察と退路・補給路の確保だ。 戦力構成と機動性を考えれば、９軍が適任だよ。主人公君。ということで、しんがりは任せたよ。 主人公、貴官らの隊は兵力が少ない。あまり無理はするなよ。
ティミー サイクス ティミー 主人公	うーん、なんか、私たち、あんまりアテにされてないって感じね〜。 仕方ねえだろ。活躍したとはいっても、この前の王女の一件を知っているのはごく一部だ。 それに、９軍が戦力的に劣ってるってのは確かだしな。 あら？　主人公、来たわ！　南から、帝国軍よ！ いきなりだな。こりゃ、アルフレッドが言うほど楽な仕事じゃなさそうだ。
帝国軍隊長 （バグジー） 帝国兵 バグジー 帝国兵 帝国兵 バグジー 帝国兵	どうした。 そ、それが、カーゴの動力が止まりました。 何？直るまで、どれくらいかかる？ わかりません。カーゴの機構を知っているのは、ほんの一部の技術者だけですので…。 隊長、森の北側にカーライン軍が！ くーっ、俺もほんとについてねえなあ。よりによってセネカの護送中にこんなことになるとはよ。 仕方ない、迎え撃つぞ。先発隊は森を迂回して敵の正面へ出ろ。本隊は森を抜けて、奴らの側面をたたく。 いざとなったら、プロキオンを出してもいい。いいか、何がなんでも、セネカは守り抜けよ！ はっ！

ここの帝国軍隊長のバグジーは妙に愛嬌があって個性的だし、単なる敵キャラで終わらないかと思ったが…「ついてない」で終わり。なんかガッカリしたよーなしないよーな…。カーゴと11〜14の騎兵は道なりに、バグジーと周囲の騎兵（がリーダーだが後衛は魔術師）と最後尾のカーゴに随伴している弓兵の内３のみは、岩場に沿って森を北上。

６、７のカーゴに搭載されているのは機械兵のプロキオン。降車する前にカーゴを倒してしまうのが手っ取り早いけど、戦力に余裕があるならプロキオンが降車されるのを待って、功績レベルに。カーゴ自体は無力だが、一応いるだけでもZOCを形成するので、周囲が込み入ってこない内に排除。これ、いっつもどっちが前だかわかんなくなるが、カーゴはエンジン？と思われるものがある方が後。自軍で使う気があるなら（使う人がいるかどーか分からんが）覚えときましょう。

バグジー以下の森方面部隊は基本的に間接攻撃を仕掛けてくるので、初期位置のやや南で迎撃する場合は、間接攻撃系のユニットを配置。大抵は最後に残るであろうと思われる２、４の弓兵は当初カーゴの横で待機していて、攻撃範囲内に入るとカーゴほっぽり出して寄って来ます。まぁ、全滅寸前の状態で今更「何がなんでも守り抜け」とゆー命令を厳守する必要もないだろうけど。

最後尾のカーゴにはバグジーの言う、護送中の「セネカ」が搭乗していますが、バグジー撃破前に最後尾のカーゴを破壊してセネカを逃がすと、バグジーのセリフが付きます。要するに彼は何やっても「ツイてない」で終わるわけだが、敵を全滅させる前にセネカのカーゴを破壊するか否かでも、以下の会話に差が出ます。

バグジー バグジー	（バグジー撃破前にセネカのカーゴを破壊） げッ !?　…しまった。セネカが逃げちまったじゃねえか。く〜っ、こりゃ、大減棒ものだな。ついてねえぜ。 （バグジーを撃破） こんなところでやられるとはな…。ついてねえぜ。
主人公 ティミー サイクス ティミー 主人公 青年 ティミー 青年	（セネカのカーゴを破壊してから敵を全滅） ふう、敵はあらかた片付いたな。 なんか、荷車のバケモノみたいなのがいたけど、あれもてーこくの新兵器なのかな？ ああ、戦闘力はないが、他の部隊を運搬する力を持っているようだ。 機動力がやたらと高いだけに、うまく使われると厄介かも知れん。 そういえば、あれを壊した時に中から誰か逃げ出したじゃない。きっと、あの子、捕まってたんだよ。 まだその辺りにいるかも知れないから、探してみようよ。 いや、どうやら戻ってきたみたいだぞ。 あの…君たちは…？ （最後にセネカのカーゴを破壊） 待って！　私たちは、敵じゃないわ！ 君たちは…？
主人公 青年 主人公 セネカ サイクス セネカ サイクス 主人公 サイクス セネカ 主人公 セネカ 主人公 セネカ サイクス 主人公 セネカ 主人公 サイクス ティミー サイクス	俺たちはカーラインの宮廷軍だ。 カーライン…よかった。助かった…。 君は？ 僕はセネカ。シェルビーから逃げ出してきたんだけど、途中で捕まっちゃって。 シェルビー？　シェルビーに帝国軍がいるのか？ うん、帝国があそこに兵器工場を作ったんだ。そのおかげで、帝国軍が駐留している。 まずいな。シェルビーは５軍と７軍の進攻ルートの真南に当たる。 その話が本当なら、アルフレッドたちが挟撃を受ける危険があるぞ。 本来のルートからは少し外れるけど、偵察しておいた方がよさそうだな。 ああ。しかし、この様子じゃ、ウエストバリー攻略なんて夢のまた夢だぜ。 あの…君たちは、ウエストバリーへ行くのかい？ そうだけど？ それなら、僕も連れて行ってくれないか？ えっ？ ウエストバリーには僕の家族がいるんだ。でも、僕１人じゃ、とてもたどり着けない。 お願いだ、決して邪魔にはならない。僕を連れて行ってくれ。 どうする？主人公。 俺たちについてきた所で、危険なのは同じだ。それでもいいかい？ ああ、覚悟はしてるさ。 よし、わかった。一緒に行こう、セネカ。 おい、いいのか？　セネカがスパイだって可能性もあるんだぜ？ 大丈夫よ。セネカって悪い人の顔してないもん。それに仲間は１人でも多い方が楽しいじゃない。 …ま、いいか。９軍にスパイがついてきたところで、大した被害はねえだろうしな。